沈下板のある風景(中央の塩ビ管の下に沈下板が埋設されている) 沈下板のある風景  ⇒軟弱地盤の圧密沈下観測用沈下板。大き目サイズで安定感あり。
 更新日:2021/04/01

大型サイズの沈下板GI-SP600,GI-SR19    標準400mm沈下板はこちらへ

沈下板600mm角の基本的な構造。板の上に鋼棒(ロッド)が継ぎ足されます 沈下板の基本構造。鋼板の上に鋼棒(ロッド)を継ぎ足し
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1.概要(大きめサイズの沈下板)

沈下板は盛土や埋め立ての際に、現地盤の上に設置され、上には鉄の棒を伸ばして、元の地面の沈下量を測定します。

沈下板の構造は、地盤工学会の基準JGS 1712 で、「一辺400mm以上で厚さ9mm以上の鉄板に、直径12mm以上の鉄のロッドを取り付けたもの」と規定されています。この基準を最低限、満たす「標準サイズの400mm角沈下板」もあります。

実際には、仕様書の図面や現場の施工管理基準で一回り大きい「600×600×9mm」、測定用ロッドは「φ19〜22mm」の沈下板が指定される場合も多いので、600角の沈下板を販売しています。

沈下板600mm角 GI-SP600,と沈下測定用ロッド GI-SR19の出荷梱包状態)
沈下板600mmサイズと沈下測定用ロッド 径19mm(出荷梱包状態)

2.600mm角沈下板の特徴

標準より一回り大きな安定サイズ

機能的には600型と400型は同じです。一回り大きく重い分安定感は増します。

沈下坂の600mmと400mmの外観比較(面積・重量は2.25倍) 600mmと400mmの沈下板の外観比較(大きさは2.3倍)
400mmと600mmの沈下板の比較(重さは11kgと25kgの差) 400mmと600mmの沈下板の比較(重さは11kgと25kgの差)

  標準400mm角の沈下板はこちらのページをご覧ください。

沈下板の構造比較

基本的な考え方は、最低限の大きさは、地盤工学会基準の400mm角以上ですが、600mm角の沈下板も比較的多く用いられています。海岸など埋め立てなどで軟弱なヘドロの上に設置するようなケースでは、不等沈下しないように、1000mm角など大きな例もあります。

ロッドも最低基準は径12mmの丸鋼ですが、600mm角の沈下板では全体のバランスをとって、φ19mmの鋼棒が用いられます。堤防の側面などで側方流動が予想される場合、より剛性の高い径25〜80mmのガス管が使われる場合もあります。

根元の補強板(サポートとも呼ばれる)の大きさや、枚数は明確な文書規定が無い場合が多く、参考図面などに絵として書き入れられていることが多くなっています。   補強板の説明を読む

沈下板の規格例
 

 発注者  
メーカ
沈下板 ロッド 補強板
寸法
(mm)
厚さ
(mm)
長さ
(mm)

(mm)
材質 枚数
地盤工学会400mm
以上
9mm
以上
1000 12mm
以上
鋼棒 (4)
国K 600 9 1000 19 鋼棒 -
国H 600 9 1000 22 鋼棒 -
国河川 800 12 3000 80A ガス管 4
国海岸 1000 - 4000 25A ガス管 3
県S 600 9 1000 19 鋼棒 -
県T 600 9 1000 19 鋼棒 -
県M 600 9 1000 19 鋼棒 2
市S 800 12 1000 80A ガス管 -
市N 600 9 1000 20 鋼棒 -
市N 500 9 1000 16 鋼棒 -
K社簡易型 600 3 1000 19 鋼棒 0
K社一般品 600 9 1000 19 鋼棒 4
S社 600 9 1000 19 鋼棒 4
N社 400 9 1000 19 鋼棒 4
ジオテク400 400 9 1000 12 鋼棒 (4)
ジオテク600 600 9 1000 19 鋼棒 (4)
注意:"-"記号は規格の明治無し。 "(カッコ)"表示は、例示またはオプション扱い。
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現場で組み立て

当社の沈下板は、板とロッドがねじ込み式で、補強板は現場溶接となります。

現地での組み立ては、沈下板に測定用ロッドをねじ込みます。ロッドは1mごとにナットで継ぎ足します。ロッドには1本ごとに、高ナットが1個付きます。

    注:上のイメージ写真は400mmサイズの沈下板のものです。
  400サイズの組立て手順も見る
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3.沈下板の用途

盛土の沈下量測定

基本は盛土の基礎地盤の沈下量の測定用です。その他、埋設構造物の沈下量測定にも使えます。

  沈下板の用途についてはこちらのページをご覧ください。

管路の沈下量測定
埋設管の沈下量測定の沈下棒の取り付けイメージ
埋設管の沈下棒取り付け

埋設管の沈下量測定は「沈下棒」のページをご覧ください


地中の沈下量測定
地盤沈下観測井の地盤沈下計の設置例
地盤沈下観測井の沈下計設置

地中の地盤沈下測定は「地盤沈下計」のページをご覧ください


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4.設置方法

1.設置手順

沈下板の設置手順は、板の大きさに関係なく同じです。詳しくは400mm沈下板の説明を見てください。   沈下板の設置手順はこちらのページをご覧ください。

沈下板の板とロッドを接続した状態 板とロッドを接続した状態
2.保護管の径

保護管の径の指定は特にありません。  保護管の設置位置はこちらのページをご覧ください。

600サイズの沈下板のロッドの接合部の最大径は30mmあります。50mmの塩ビ管でも通りますが、倍の65mm以上がスムースに通ります。実際の現場では余裕を見て,太目の75Aや100Aの管が使われることもあります。

塩ビ管の肉厚は2種類(VU:薄肉管、VP:厚肉管)あります。埋設深度が浅い場合は、薄肉VU管で問題ありません。深い場合は、厚肉のVP管も使われます。但し、継ぎ手は出っ張りの少ない「VU(薄肉)ソケット」が用いられます。

保護管の口径は、施工後(長期計測、砂で埋め戻し)も考慮し、適切なサイズをお選びください。

  保護管とロッドのクリアランス(保護管はVU65AまたはVP65A以上が望ましい)
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5.仕様(600mm型)   ⇒標準400mm型の仕様はこちらをご覧ください

概要

  ●沈下板は一辺600m×厚さ9mmの鉄板で、中心に鋼棒をねじ込むナットが溶接されています。

  ●測定用ロッドは、両端にネジを切った直径19mm×長さ1mの鋼棒です。

  ●カップラーは、測定ロッドを繋ぐ、メスネジのナットです。

  ●補強板は、沈下板の根元に溶接する補強用の三角鉄板です。

    (補強板は沈下板の構造上、必須ではなく、取付指定がある場合のオプション品です)

仕様:600mm角沈下板
沈下板の標準仕様一覧表(600mm角)
製品 外観 仕様
沈下板
GI-SP600
沈下板
材料:鋼板
寸法:600×600mm,t=9mm,
ナット分40mm突起
重量:25kg
測定用ロッド
GI-SR19
拡大表示
材料:鋼棒
寸法:φ19mm、L=1000±1mm
両端30mm雄ネジ加工
重量:2.4kg
カップラー

(ロッドに1個付属)
拡大表示
材料:鋼製 高ナット
寸法:M19 L=50mm
重量:約200g
補強板
GI-SA150
(オプション)
拡大表示
材料:鋼板
寸法:三角形150×150mm t=6mm
重量:4枚組 1枚当り170g

沈下板の構造      標準400mm型の構造図はこちら
沈下板の構造図 600mmサイズ 沈下板の構造 600サイズ

     PDF図面を開く      DXF図面ダウンロード
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6.オプションについて

補強板について    補強板の必要性についての説明

沈下板とロッドの接続部の強度が必要な場合、補強板(別売)をお使いください。沈下板の組み立て後に、現地で補強板の溶接加工をお願いします。

沈下板に補強板を取付イメージ 補強板の取付イメージ

沈下板の種類

沈下板のサイズは、400mm(ロッド12mm)600mm(ロッド19mm)の2種類です。

沈下板の測定ロッドの太さの比較 測定ロッドの太さ−左19mm,右12mm

【参考】当社の例では沈下板の大型600mmと小型400mmの出荷比率は「6対4」ほどです。
        また、オプションの補強板をつけるケースは全体の1割以下です。

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7.沈下板の標準価格(消費税別)  ⇒標準400mm型の価格はこちら

沈下板600m角×1枚の価格 GI-SP600
沈下板用の測定用ロッドφ19mm×1本の価格 GI-SR19
沈下板用の補強板の価格 GI-SA150(4枚一組)
沈下板 600mm角×1枚
  GI-SP600
測定用ロッド φ19mm×1本
  GI-SR19 カップラー1個付属
補強板 600mm角用
  GI-SA150 4枚一組
 ¥17,800円  ¥ 3,200円  ¥ 2,900円

※上記単価は、鋼材価格の変動によって変る場合があります。

  送料は別に、実費見積します。



送料について

600mmサイズの沈下板は重量が大きいため、運賃が高めになります。少量でお急ぎの場合は、宅急便で送りますが、通常は一般貨物便でお送りします。

実際の送料は、数量や納期を考慮し、割安な方法でお見積りいたします。

下の送料一覧表は、少量を宅急便で送った時の大まかな目安です。(税別金額/2020年)

品名 沈下板 一辺600mm ロッド 径19mm
数量1枚 2枚 4本8本
重量25s50s10s20s
北海道 ¥2,300¥3,900¥2,100¥2,100
本州(平均) ¥2,200¥2,500¥1,800¥1,800
四国 ¥2,200¥3,000¥2,000¥2,000
九州 ¥2,300¥3,400¥2,100¥2,100
沖縄 ¥3,900¥5,700¥2,900¥2,900

小口でも販売します

沈下板は、板1枚、ロッド1本からお届けします。少量の場合は、沈下板と測定用ロッドを簡易梱包し、宅急便で送ります。数量がまとまる場合は、送料が割安な一般貨物便で発送します。
    荷姿のイメージ

沈下板600mm角×9mm厚×3枚の荷姿
沈下板600mm角×9mm厚×2枚とロッドφ19mm×長さ1m×20本の荷姿
沈下板600mm角×9mm厚×3枚 沈下板600mm角×9mm厚×2枚
  ロッドφ19mm×長さ1m×20本

8.お取引方法

見積依頼の方法

まず、お見積りをいたします。下記の見積依頼書をダウンロードし、数量、連絡先・必要数をご記入の上、FAX等でご送付下さい。

送料も含めた販売金額と、概略納期を返信いたします。

沈下板・沈下棒の見積依頼書を開く(PDF版)
沈下板・沈下棒の見積依頼書をダウンロードする(Excel版)
注文方法、請求・支払手順
「見積書」をご確認の上、「注文書」をお送りください(FAX、メール,郵送)。
「支払い」は、納品後に「請求書」をお送りし「現金振込」お願いしています。
  ⇒取引手順の詳細はこちらのページをご覧ください。
その他 お問い合わせはこちらへ
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Text by Geots.Sato
初回掲載:2008-07-25