簡易雨量計で測定する豪雨のイメージ
2021-04-21  ▼末尾へ
4CHデータロガーを組み込んだソーラ駆動の遠隔観測盤のイメージ            
多機能データロガーGTR-04Gのご紹介

4CHデータロガー GTR-04G

■製品概要および特徴

アナログ電圧4CHと無電圧接点パルス1CHを自動計測できるシンプルなデータロガーです。RS-485インタフェースで遠隔監視の端末としても使えます。GPSアンテナを付ければ、GPS位置情報と、電圧やパルスを同時記録できるので、環境センサを接続して、移動観測を行うことも出来ます。

 ●電圧入力型の自動計測データロガー

 ●アナログ入力4CHは電圧は±10V、分解能1mVの広レンジ

 ●パルスカウンタの1CH装備。雨量計や流量計の接続に適します。

 ●センサへの電源供給オン・オフ制御に対応

 ●計測データはSDカードで回収。

 ●RS-485通信ポートを使えばWeb遠隔監視システムに接続可能。

 ●本機単独での警報判定、警報接点出力により防災警報装置として使える

 ●オプションのGPSアンテナで位置情報と電圧値を同時計測
      (GPSの測位精度は、測量レベルではなく通常の車載レベルの数m分解能です)


■設置・組込事例

基本は、DC12Vバッテリで動作する、省電力のフィールド用のデータロガーです。

自動での定時計測、アナログ4CH、パルス1CH、警報判定、接点出力、SDカード回収、GPS位置情報の取得などの機能を利用して、多彩な現場計測ができます

データロガーGTR-04Gの傾斜センサと無線機の接続例(バッテリ駆動)
データロガーGTR-04Gの制御盤組み込み例:地下水位計のバッテリ自動計測
データロガーGTR-04Gの制御盤組み込み例:電気伝導度計のソーラ自動計測
データロガーGTR-04Gの制御盤組み込み例:水位計のデジタル簡易無線機による遠隔監視
ロガーと傾斜センサ
特小無線機の接続例
(バッテリ駆動)"
ロガーの制御盤組込例
12Vバッテリ自動計測
ロガーの制御盤組込例
電気伝導度計
ソーラ電源で自動計測
ロガーの制御盤組込例
デジタル簡易無線機
水位計の遠隔監視

■仕様

GTR-04Gの詳細スペック。

    カタログ(PDF)

    仕様書・外形図(PDF)

    簡易説明書(PDF)

    詳細説明書(PDF)


項目 仕様
型式 GTR-04G
動作電圧 DC9〜15V
消費電流 待機時: 0.6mA、計測中: 30mA(センサ無負荷時,GPS 稼動状態)
入力チャンネル アナログ電圧入力×4、接点入力×2、パルスカウント×1
出力チャンネル 警報接点出力×1、時報接点出力×1
自動計測間隔 秒単位、分単位、時間単位での設定が可能
2〜60 秒
1,2,3,5,10,15,20,30,60 分
1,2,3,4,6,8,12,24 時間
データ記録個数 20,000個
(10分計測でおよそ4.6ヶ月、超えたデータは古い順から上書き)
SDカード回収 CSV形式テキストファイル。
SD(2GB)又はSDHC(32GB)対応。SDXC(64GB)未対応。
センサ入力電圧範囲 ±10.0V → -10000〜10000(分解能1mV)
センサ用電源出力 電源電圧より約0.25V降下。電源から最大0.5A程度出力可能。但し1A程度で保護素子−ポリヒューズが働き電流を一時的に遮断。
計測時に 0〜60 秒間出力するプレヒート機能あり。
警報判定間隔 1〜60 秒間隔
警報判定方法 絶対値の上限・下限
時間変化量(1〜60 分)の上限・下限の超過判定
通信ポート RS-485、通信形式 B8,PN,S1 通信速度 9600bps
警報・時報接点出力 ドライ接点出力 AC250V×3A
接点入力 パルスカウンタ:無電圧接点入力12V×1mA×1CH(応答速度10Hz以下)
接点ON-OFF記録:有電圧接点入力 12V×5mA×2CH
動作温度範囲 -10〜+50℃(結露なきこと)
寸法・重量 W170×D134×H26.5、600g

■価格・オプション(消費税別)         製品の在庫はこちらへ

データロガーGTR-04Gの本体画像
データロガーGTR-04GのGPSアンテナ例
データロガーGTR-04GのSDカードの挿入
データロガーGTR-04Gの本体 GPSアンテナ例
市販のGPSアンテも利用可能
SDカードの挿入
SDカードは付属しません
  ¥198,000円
2023年7月価格改定
  ¥ 4,600円     -  

    傾斜計とロガーの価格積算例はこちらを参照


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Text by Geots
初回掲載:2020/04/21